基本的には牛乳由来のホエイ・カゼイン、植物由来の大豆の3種類。
プロテインとはたんぱく質の意味で、アミノ酸が多数連なったものです。
乳由来のたんぱく質で、牛乳からカゼインを分離して残った液体をホエイといいます。 ホエイ中に含まれるたんぱく質を、「ホエイプロテイン」と呼んでいます。 他のプロテインに比べて、BCAA(分岐鎖アミノ酸)が多く、吸収が速いのが特徴です。 ※BCAAは筋肉を構成するアミノ酸の40%を占めている。
「WPC」は、主にチーズなどを作った時にできるホエイを、膜処理やイオン交換法でたんぱく質濃度を上げて粉末化したものです。「WPI」は、そこからさらに細かく分離し、脂肪や乳糖(ラクトース)の量を減らし、たんぱく質含有量も90%以上にしたもの。乳糖を分解できない、乳糖不耐症の人はWPIがおすすめです。
骨の形成を助けるカルシウム、カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、栄養機能食品表示が可能な量が含まれています。たんぱく質は通常1食15~21gのプロテインが多い中、部活プロテインは26.6gと高含有です。また、たんぱく質の吸収をサポートするビタミンB群やその他ビタミンも含めて11種が含まれています。
部活プロテインには、アルギニンが含まれています。成人であればアルギニンは体内で作り出すことのできる「非必須アミノ酸」ですが、子供のうちは体内で十分に作り出すことができないため、アルギニンは必須アミノ酸になります。成長ホルモンの分泌にも欠かせない栄養素です。
部活プロテインに含まれるイミダゾールジペプチドは、鶏肉に多く含まれる成分で、細胞を傷つける活性酸素の抑制をサポートすることで疲労回復の作用があることが知られています。 渡り鳥が長時間飛び続けることができるのはこのためともいわれています。